ねむれないまにまに

もうじき
冬は去ってゆく。
待ちわびた
春を迎え
共に幾夜かをすごしたから。
振り返り
振り返り
草木のうるおいと
呼び合い
響き合い
やがて
いつのまにか
静かに消えてゆく・・・
ねむれないせかいの

みんなのほんとうの春は
とおい季節となったかもしれない
だからボクは
ときどき眼を閉じ
春をみつけよう
あなたのおもひに
かをるような
春をよんでみよう
芽吹きは
冬のたくわえと希望
こころからはじまるのだ
ねむれないサンタぁ

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