ねむれないばかりで

春が呼ぶ
こへに
虚ろな
瞳
閉じた心には
独り
だけじゃ
生きれない
全てのもの
夜が明けた
その光に
照らされたら
眩しくなるように
永い
冬の眠りは
雪解けの
調べを
描く言葉
宴
あぁ
君を
ただ想うの
時を結ぶ
夢のほとり
疲れた
ままでいい
笑顔なくていい
寄り添う
だけもいい
ただ
Lovin'
花びらがひらく
風の波
雲の便りが
はこぶ
そのときまで
星空眺めて
君の言葉が
光を注ぎ込む
水の流れは
氷雪恋路
雫の音
微かに聴く
熱を
感じたい
大地は▼
鈴木亮司<著作・演奏・歌>(c)2010 Ryoji Suzuki