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なにゆゑの

ねむれないほろほろ
ねむれないあなたへ「春ですね」
あるきつかれたから
あしをとめきいていた
ほらそこ
仄かに
芽吹き
ふれた
まどろみは
かをるきせつの
報せという
シャインユアラヴ

薄紅はひろがり
浅黄萌溢れる

まだみない
春色の
メイキングユアラヴ

ぼくはここで
きみの
こころかんじた

ゆれたその
響とは

なほと
うたのこし
この世を
憂ふとなく
ときよぶ(む)は
春よ
たへない
花詞とふ

誘い眠り今夜は
温もりみちるだけ

共に掌
愛のせ
目を閉じよう▼


■title : making of your love
鈴木亮司<著作・演奏・歌>©2010 Ryoji Suzuki



ねむれないあなたへ「ストロークは指先で『ほろほろ』と」
▲ストロークは指先で『ほろほろ』と演奏したりしています

◇◆◇◆◇語句参考◇◆◇◆◇
◆なにゆゑ/なにゆえ【何故】
なぜ。どういうわけで。
「―(に)報告しなかったのか」「―の変更か不明だ」
◆ほろほろ
(1)涙が、こぼれ落ちるさま。
「―(と)涙が落ちる」
(2)雉(きじ)や山鳥などの鳴く声を表す語。
「―(と)鳴く」
(3)木の葉や花などの散るさま。はらはら。
「山吹が―(と)散る」「黄なる葉どもの―とこぼれ落つる、いとあはれなり/枕草子 199」
(4)人の分かれ散るさま。ばらばら。
「修法の壇こぼちて―と出づるに/源氏(夕霧)」
(5)物がもろくやぶけるさま。
「とかくひきしろふほどに、ほころび、―と絶えぬ/源氏(紅葉賀)」
(6)ものを食べる音を表す語。ぽりぽり。
「二人して栗やなどやうのものにや、―と食ふも/源氏(宿木)」
(7)日のたけるさま。
「かくて日も―とたけて/父の終焉日記」
たける 【長ける/闌ける】
(1)日が高くのぼる。
「朝日が既に―・けて/田舎教師(花袋)」
(2)盛りをすぎる。末になる。季節が深まる。
「春―・けて」「年―・けて又越ゆべしと思ひきや/新古今(羇旅)」
◆ほのか 【仄か】
光・色・香りなどがわずかに感じられるさま
◆めぶき 【芽吹き】
植物の芽が萌(も)え出ること
◆ふれ【触(れ)】
相手に触れる
◆まどろみ 【〈微睡〉】
ちょっとの間眠る=まどろむ
◆かをる/かおる【薫る/香る/馨る】
香気をはなつ「風―・る~」
◆うすべに 【薄紅】
薄い紅色/薄くつけた口紅や頬紅
◆あさぎ 【浅黄】
薄い黄色
◆なほ/なお【猶/尚】
ますます。よりいっそう。
◆うれふ/うれう【愁ふ/憂ふ】
思いなやむ。心配する。
「しるべなき旅の空に此の疾を―・ひ給ふは/読本・雨月(菊花の約)」
◆となく 〔格助詞「と」に形容詞「ない」の連用形の付いたもの〕
「…となく…となく」の形で)区別がないさまを表す。
「夜―昼―雨が降りつづく」
◆よぶ【呼ぶ/喚ぶ】
まねく
◆よむ【詠む】
ある事柄を歌や句として表現する。
「愛する人との別れを―・んだ歌」「男はじめころ―・んだりける/大和 89」
◆たへ―/たえ【堪えない】
感情などを抑えることができない
◆はなことば 【花言葉/花詞】
バラは愛、オリーブは平和というように、それぞれの花のもつ特徴・性質などに基づいて象徴的な意味をもたせた語。国によって異なる
◆とふ/とう【問う】
話しかける。呼びかける。
「さねさし相模(さがむ)の小野に燃ゆる火の火中(ほなか)に立ちて―・ひし君はも/古事記(中)」
(又は)求婚する。
「下どひに我が―・ふ妹を/古事記(下)」
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シャインユアラヴ
★shines, and you're a love
<翻訳/英→日>輝きであり、あなたは恋人です。

メイキングユアラヴ
★あなたの愛のmaking
<翻訳/日→英>making of your love

◇◆◇◆◇「excite辞書」調べ◇◆◇◆◇

Date: 2010.03.31 Category: うた&ギター  Comments (10) Trackbacks (0)
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